Lena Maria in Okayama


愛らしい笑顔、心に響く声

レーナ・マリアさんは、1968年にスウェーデンで生まれました。生まれつき両腕がなく、左足は右足の半分の長さしかないという原因不明のハンディギャップを負っています。生まれたとき、病院は障がいが重いので施設に預けることを両親にすすめました。しかし、愛らしい笑顔を見たとき、彼女に必要なのは家族だと判断し、自分たちで育てる決断をしました。
3歳の時から水泳教室に通い、18歳の時、世界障がい者水泳選手権にスウェーデン代表として出場しました。多くの選手権でメダルを獲得し、1988年のソウルパラリンピックでも活躍しました。絵画や音楽でも才能が開花しました。高校の音楽専攻科からストックホルム音楽大学で声楽を学び、卒業後はゴスペルシンガーとして音楽活動を始めました。
日本のテレビででも紹介され、何度も来日しました。1998年長野パラリンピック開会式で「輝く日を仰ぐとき」を賛美しました。岡山でもレーナ・マリアコンサートが開催されました。そして、今年、西大寺でお会いできます!